本文へジャンプ

GIDEON STAFF BLOG

DDoS攻撃の解析(2016/10/17 9:00 現在)

DDoS攻撃の状況
NICT からライセンスされたサイバー攻撃情報から解析結果を記載する。

IPアドレス トップ10
順位国コード国名IPアドレス
1SCセーシェル93.174.93.xxx
2RUロシア185.94.111.xxx
3DEドイツ5.189.187.xxx
4CN中国218.87.109.253.xxx
5CN中国110.90.126.xxx
6CN中国36.32.24.xxx
7RUロシア185.70.105.xxx
8RUロシア191.96.249.xxx
9SCセーシェル94.102.49.xxx
10USアメリカ12.36.121.xxx
トップ10にセーシェル、ロシア、中国が占める割合が多い。
特にセーシェルからの継続的な攻撃は1ヶ月以上続いており、サイトが乗っ取られている可能性が高い。

国別 トップ10
順位国コード国名
1CN中国
2USアメリカ
3TW台湾
4RUロシア
5VNベトナム
6KR韓国
7SCセーシェル
8BRブラジル
9TRトルコ
10NLオランダ
中国、アメリカ、台湾からの攻撃が大半を占める。特に中国からの攻撃が多くなってきている。
中国の東武沿岸の中央部から南部地域の通信大手が集中している地域からの攻撃が多い。

ポート別国別 トップ10
順位国名ポート番号(サービス)
1中国23(telnet)
2ブラジル23(telnet)
3ベトナム23(telnet)
4台湾23(telnet)
5韓国23(telnet)
6ウクライナ23(telnet)
7トルコ23(telnet)
8中国50382(Xsan)
9中国50390(Xsan)
10ルーマニア23(telnet)
23番ポート(telnetサービス)攻撃が大半を占める。この傾向は長期的に持続している。 Windowsのサービスポートへの攻撃も相変わらず観測されるものの、23番ポートへの攻撃に比べると少ない。
この背景にはオープンなOSを利用する通信機器(監視カメラ等)の脆弱性を狙った攻撃と考えられる。
中国からは常套攻撃であるApple社のファイルシステム(Xsan)への攻撃が多い。